リツアンSTCという会社の知名度から判断すると、野中社長はさほど知られてはいない存在だと思います。
一応、いくつかのメディアにも紹介されていたり、さらば青春の光さんのYouTubeにも出演はしてたいたりしますが、一般的な知名度は無いと言っていいでしょう。
しかしながら、社長の人物像は転職を考える上でも非常に重要な材料です。というわけで、リツアン社員の僕から見た人物像をこの記事でまとめていきます。
リツアンSTC野中社長について
まずは、野中社長とリツアンSTCについて情報を整理します。
プロフィール
- 氏 名:野中 久彰
- 出身地:静岡県掛川市
- 年 齢:46歳(2023年5月現在)
- ブログ:『ピンハネ屋』と呼ばれて
ホームページでの紹介ページはこちら。
ツイッターはこちら。
経歴
野中社長はとあるエンジニアの大手派遣会社に就職し、やがて営業所長を任されることになります。
しかし、そこで目の当たりにしたものはというと・・・
- エンジニアは10数万の給料で頑張っている
- にも関わらず、派遣会社が30万円~40万円もエンジニアからピンハネ
派遣会社で頑張れば頑張るほど、不幸なエンジニアを生みだす構造に嫌気が差し、リツアンSTCを設立。設立したのも派遣会社ですが、従来の派遣会社とは異なり、エンジニアを正当に評価し、エンジニアの給料に還元することに徹底的にこだわっています。
リツアンSTCが目指すもの
リツアンSTCが目指すものは、2つの「橋渡し」です。この考えが分かる動画が「日本の社長.tv」に掲載されています。
https://j-president.net/shizuoka/ritsuan/
要約すると以下の通り。
- 派遣社員から正社員への橋渡し
- 中小企業と大企業を繋げるためへの橋渡し
派遣社員から正社員への橋渡し
1つ目は派遣社員から正社員への橋渡し。派遣社員が正社員になること、他会社から引き抜かれることを推奨しています。
実際にリツアンSTCから派遣で入って、派遣先に引き抜かれる事例も数多くあります。
中小企業と大企業を繋げるためへの橋渡し
2つ目は中小企業と大企業を繋げるためへの橋渡しです。
技術力を持ちつつも営業力が弱い中小企業と、リツアンSTCが関係する大企業を繋ぎ合わせる役割を果たしたいと考えています。自社のエンジニアはもちろんのこと、他企業を支援することも視野に入れた考えは、わりと珍しいといえます。
リツアンSTC野中社長に関係者からの人物評
イケダハヤトさんからの人物評
イケハヤさんこと、イケダハヤトさんは野中社長の信者筆頭です。イケハヤさんのブログの中でこう評されています。
・愛されるダメ人間
・不器用
・すぐ忘れる「愛されるダメ人間」と、「単にダメな人」の5つの違い (リンク切れ)
一部分だけ切り取るとダメっぷりが目立ちますが、中身を読んでもらえれば、ものすごく好意的に評価してくれているのが分かります。
http://www.ikedahayato.com/20181003/77144695.html (リンク切れ)
また、これもイケハヤさんのブログに書かれていた、おもしろいエピソード。
リツアンの門戸を叩いたエンジニアの方が「実は、エンジニアではなく飲食店経営がやりたいんです」と社長に相談したところ、「じゃあ居酒屋やろう!店長お願い!」と決断したとか……。
飲み会レベルの話を実現させちゃったって話ですね。お店のホームページは見当たりませんが、Facebookページは以下にあるので、興味ある方は遊びに行ってもらえればと思います。
https://www.facebook.com/1banchi/
ふんどしやさしいマンさんからの人物評
「株式会社ふんどし部」の「ふんどしやさしいマン」さん(今は退社済み)は、野中社長の誕生日に呼ばれた日のことをブログの記事にしていました。
ブログ記事は削除されていたので、引用文だけ残しておきます。
せっかくなら色々お話を伺いたかったのですが、基本野中社長はへべれけ・べろんべろん・ぐでんぐでんで、
『いやーふんどし部さんぶちかましてよ!! 本当おもろい!すごい!尊敬! なんかおもろいこと一緒にやりたいっす! グハハハ! そおーゆうーのはあー、ぶちかませばいいんですヨォ!!』
と、常にこんな調子だったので、文字通り、話になりませんでした。
基本的に「おもろい」「グハハハ」「ぶちかます!」くらいしか人間の言葉を発していませんでした。トホホ。
この記事、初見では本当に笑いが止まらない秀逸な記事でした。誇張じゃなくて、社長は本当にこんな感じですw
リツアン社員からの人物評
最後に社員である僕からの評価。野中社長で思い浮かぶイメージは以下の5つ。
とにかくお酒大好きで基本酔っ払い
1つ目は何といってもお酒。
酒豪というほどたくさん飲むわけではなく、むしろ酔っ払いやすい方ですが、それでもいつも飲んでいるというイメージです。そして酔っぱらうと、ちょっと何言っているかよく分からない。
そして飲みすぎた結果、γ-GTPが2000を超えてしまいましたw
その後、健康的な生活をして、今は良い数値になっています。まあこういうところも含めて社長っぽくなくて好きなんですが、本気で心配するので、今後はお酒とうまく付き合ってもらいたいです。
おもしろいことが好き
2つ目はおもしろいことが好き。
常々、「おもしろいことしようよ」と言っています。酒席で楽しむこともその一つでしょう。現在のリツアンの給与システム、一流の人に会える研修も具体化したものだと思います。
僕がリツアンSTCの発信を始めた後、こんな会話をしたことがあります。
ひろ「リツアンに興味あるけど迷っている人を後押ししたい(キリッ!)」
野中社長「いいねー、すぐやろうよ。協力するよ。」
本当に良いと思ったのか、話の流れでつい言ったのかは分かりません。でも、実現性も何もないことを聞いて支援すると発言するあたり、今までにないことを求めていると考えています。
常識に縛られない
3つ目は常識に縛られないこと。
リツアンSTCは東京にオフィスがあります。KOMADというコワーキングスペースも一体になった一軒家ですが、社長は1回も行ったことないようです。
他にもこんなこともありました。
結婚式の披露宴に、リツアンTシャツ+ハーフパンツで出席したらしいです。有り得な過ぎて草。
でも、こういったところが野中社長らしさを形成していますね。
ぶれない信念
4つ目はぶれない信念を持っていること。
僕が以前ツイートした社長の言葉です。
お金を周囲の人や社会に還元して、周囲に人を残すという考えです。
この言葉は、リツアンという会社で社長が既に実行しています。エンジニアへの還元で、社長とリツアンSTCを慕う人が増えており、社員は600名を突破しています。
人よりもお金に走る人も多い中、人を選べることは純粋に尊敬できます。ぶれずにやっていけば、人は自ずとついてくるという信念も持っています。
懐がでかすぎる
5つ目は懐がでかすぎること。
それが見えたのは、ツイッター上でのこのやり取りです。
流れを上から順にみてもらわないと良く分からないので、少し補足しておきますと
- 社長とイケハヤさんがやり取り
- イケハヤさんアンチの人が会話に入る
- 社長がアンチと知らずに会話を続ける
- イケハヤさんが社長に「その人アンチですよ」と知らせる
- 社長「もうさ皆んなで飲んじまう?」
という流れ。
ここで皆一緒に飲もうと言い出すの、僕には絶対真似できません。しかも、キャラ作りのためじゃなくて絶対素で言っています。
もう一つ、箕輪さんがリツアンとの飲み会をすっぽかしたときのことです。
例え相手がすごい人でも、約束をすっぽかされたら怒るものです。でも、そんなことはしない。懐が深いに尽きます。
結論:裏表なく素直に生きることが愛される
野中社長は一言でいえば「人たらし」です。
人たらしがなぜ愛されるかといえば、おそらく裏表がないことことだと僕は思います。単純なことだけど、やり抜くことは非常に難しく、人前では全部をさらけ出せない人が多いでしょう。
でも、社長は飾っているように見えないし、更には考えもぶれません。自分をさらけ出して相手の懐に飛び込むことによって、あっという間に人と仲良くなってしまう天才的な人です。
一緒にお酒を飲めば誰でもすぐ仲良くなるので、会社は無関係で、お酒が好きな人はぜひ会ってほしいですね。ただ、あまり飲ませすぎないでというのもお願いしておきます。