僕は社会人1年目からエンジニアをやっていて、2020年3月の時点で、エンジニア歴14年近くになります。
そして、2017年に転職して、人生が良くなったことを当ブログでも書いています。
生活が変化して気付いたことが一つあります。
それは「まずは年収500万円近く稼がないと、人生は楽にならない」ということ。
給料が低い会社でもコツコツ頑張れば、いつか誰かが認めて給料も上がる・・・なんて考えでいると、人生の選択肢は増えるどころか減る一方です。
というわけで、今回は「まずは年収500万円稼ごう」という話を深堀りしていきます。
まず年収500万円近くを稼がないといけない理由

年収500万円の数値としての根拠はありません。
ただ、一般社会の年収430万円よりもやや多めでキリの良い数値であること、そして僕自身がだいぶ楽になったと思えたのが年収500万円だったことからきています。
では、なぜ一旦稼がないといけないというと、以下の3つが理由であるからです。
自分の時間が作れない、見直せない
稼ぎが少ない=時給が低い といえます。
つまり、労働に多くの時間を費やさなければなりません。
社会人になりたての頃は、誰しも稼ぎは少ないです。
大卒でも初任給は23万円ほど。
それなりに残業をしても30万円ほどの収入でしょう。
一人暮らしであれば、これで十分です。
でも、年を経るごとに仕事は難易度は上がるし、責任も大きくなります。
部下の教育や管理といったことも増えてくるでしょう。
純粋に仕事をこなすのも大変になるし、たまった仕事の消化、あるいは出世のため、収入を増やすため、長時間労働になりやすいもの。
それに加えて家族が増えると、自分が使えるお金も時間も一層なくなるし、リスクも負いにくくなります。
手当などで収入は多少上がっても、正直全然足りませんよね。
つまり、自分の時間が作れず、生活を見直すことが難しくなるのです。
自己投資ができない
先に述べた自分の時間が作れないにも通じますが、ある程度の時間と資金がないと自己投資はできません。
自己投資ができないときに発生する問題は以下の2つ。
- 成長が止まる
- 無駄な時間が増える
例えばですが、お金がなくて本を買わない場合を考えてみます。
本を買えないことで、本で得られる知識はゼロ。
また、本ですぐに得られる情報を、別の方法で取得しないといけません。
その情報が簡単に取得できれば良いものの、まとまった情報を取得するには時間がかかるものです。
無駄な時間が増えることで、更に自己投資が難しくなるという悪循環に陥るわけです。
心が狭い人間になる
リツアンでは、イケハヤさん、るってぃさんといった、いわゆる普通の会社員ではない人と関わりがあります。
また、僕は個人的にやまもとりゅうけんさんの考えを良いと思っていますが、それもリツアンに入って年収500万円を突破してからです。
なぜかというと、収入が低いと自分の不満を解消できず、他人に攻撃的になるのです。
特にネットでとがった発信をする人たちは、不満をぶつけるのもってこいの人物です。
僕も収入が低い状態であれば、今挙げた人たち全員嫌いと考えているはず。
イケハヤさんは会社員を否定するし、るってぃさんは働かずに自由に生きて価値観が全然異なる。
りゅうけんさんは、稼げない人に対して切れ味鋭い言葉。
彼らの言う言葉を自分への言葉と勘違い、大きなダメージを受けてしまうのです。
でも、今はある程度お金をもらえるようになり、考えを受け入れられる余裕ができました。
精神的にも落ち着いた状態でいられることが増えている。
誰しも、心の狭い人間とは付き合いたくありませんよね。
ということは、稼げないことは他人から敬遠され、チャンスを逃しやすくなるともいえるかもしれませんね。
一旦年収500円まで稼ぐ方法とは?

では、年収500円まで一旦稼ぐ方法は何か?
特に難しいことはない上に当たり前の話であるが、以下の2つで実現できます。
- 本業で稼ぐ
- 副業で稼ぐ
本業で稼ぐ
本業の仕事の力を上げて、年収を上げるという考えです。
一般的な会社員であれば、誰もがこのような考えを持っていると思います。
本業で稼ぐには、以下の2つが考えられます。
給料が高い会社に転職する
まず1つ目は、高い給料を支払ってくれる可能性がある、あるいはそうなりやすい会社に転職することです。
会社はそれぞれ給料の幅が決まっていて、その幅からはみ出すことはそうそうありません。
ずば抜けた成果を上げれば可能ですが、それができるのは一握りの人間です。
だから、僕たちのような一般人が稼ぐには、普通に働くことで給料を多く出す会社を選ぶことが必要となります。
新卒から40歳まで働いたけど、年収は300万円という会社に何年いても、年収500万円になることはないでしょう。
ちなみにリツアンでは、1年目~3年目では客先単価の68%の給料が保証されています。
つまり、お客様から月50万円の単価を頂ければ、月収34万円はもらえることになります。
東京のエンジニアの客先単価は、55万円~70万円くらいがボリュームゾーン。
単価50万円は決して高い数値ではなく、エンジニアとしてはむしろ少ないくらいの価格ですよ。
単価の良い現場に移る
単価追従の給料システムの常駐エンジニアに限った話となりますが、単価の高い現場に移ることで給料を上げることが可能です。
実際、僕はリツアンに入って現場を変えて、収入を大幅にアップすることができました。
もちろん、同じ現場でも単価交渉をすることで、給料アップを狙うことも可能。
しかしながら、同一現場は予算の壁にぶち当たることが多く、単価アップも限度があるんですよね。
ITエンジニアでは短ければ半年ほど、長ければ4~5年くらいで現場を変えて、給料アップを狙っていくのが一般的な道筋となるでしょう。
副業で稼ぐ
本業での収入アップが難しいならば、副業に取り組む必要があります。
近年では副業を容認する会社も増えてきましたが、許されない会社もまだ多いです。
かといって、何もしないのは思考停止そのもの。
副業を許可しない会社が、将来を保証してくれるわけでもありません。
副業の選択肢も多種多様となっているが、現代で人気のある副業は以下の通り。
- ブログ
- YouTube
- SNS
- 動画編集
- システム開発/サイト制作
- Webデザイン
一般的なアルバイトではなく、資産性の高いコンテンツを作成するとか、汎用性の高いスキルを売っていくスタイルが人気となっています。
最後に:まず稼ぐ、そして自分のやりたいことに取り組む

人間誰しもやりたいことをやって生きたいものです。
本当に飛び抜けた人は、やりたいことだけで大きく稼ぎ、自由に生きることができます。
でも、それが出来るのはほんの一握りの人間と考えましょう。
一般人はどうするかというと、何でもいいから年収500万ほど稼ぐことが重要。
もちろん人を騙したり傷つけるのはアウト。
真っ当な方法に限りますが、稼いでしまえばこっちのもので、それ以降は選択肢と自由度が飛躍的に増していきます。
というか、ようやくスタートを切れる状態。
自分のやりたいことを追求して、結果稼げないのは何も成し遂げられないのに等しい。
というわけで、まずは自分を多少犠牲にしてでもレベルアップし、一定水準までは収入を上げましょう。
お金があれば大抵のことは何とかなりますから。