僕の個人的な感想としては、リツアンSTCという会社は良い会社と感じている。
派遣・SES界でも給料は高い方であるし、会社員でありながらフリーランスエンジニアに近い働き方をしていて、個人の裁量が大きい。
もちろん、派遣先は派遣先企業の意向に従うので、現場での裁量は大きくないかもしれないが、現場は自分で決めていくスタイルにある。
しかしながら、こういう人はリツアンに入らない方がいい。
- 育ててもらおうと考えている人
- 組織として働きたい人
- お金を稼ぐことが嫌いな人
今回の記事では、上記3つの点について、僕の経験を交えながら解説していく。
なお、あくまでも個人の見解であり、会社の見解ではないことは理解していただきたい。
リツアンSTに入社しない方がいい人

前述した通り、リツアンに入らない方がいい人は以下の通りである。
育ててもらおうと考えている人
リツアンSTCは、会社に自分を育ててもらおうと考える人にはおすすめできない会社である。
なぜならば、現場に入った後は営業は基本的にエンジニアにノータッチであるからだ。
契約関係などの手続きはしっかりと行ってくれるが、業務に対しての手厚いフォローはない。
週次や月次で話をするわけでもないし、自分たちのキャリアを意識して動くわけでもない。
現場の改善、変更など、相談事にはもちろん誠意を持って対処する。
しかしながら、普通の会社のように、僕たちの将来像まで考えて案件をアサインしてくれるわけではない。
エンジニアの実力を研修で補う考えもない。
自分に足りないことは自主学習で習得し、将来のことは自分で考えて決める人ではないと間違いなく苦労する。
組織として働きたい人
リツアンには上司もいなければ部下もいない。
僕はこれをメリットとして捉えているが、組織として働きたい人には当然不向きな状況である。
一般的な会社では上司と部下が存在し、互いに協力して業務を遂行する。
上司が部下に指示を出し、チームとしてまとめるのは大変に貴重な経験ではあるし、部下が組織の一員として周囲と協力して働くことも極めて重要なポイントである。
ただリツアンは、一人で現場に派遣されることも多いし、同一現場にリツアンのエンジニアがいたとしても、同じ仕事をするとは限らない。
つまり、現場のチーム運営に頼るしかない。
現場のチームでもそれなりの経験は積めると思うが、本来の意味の組織活動として不十分なのは否めず、あまりおすすめできるものではない。
お金を稼ぐことが嫌いな人
お金を稼ぐことが嫌いな人なんて世の中にいるの?と思うかもしれないが、異常なほど毛嫌いする人が存在する。
ただ、僕の知るところ、リツアンのエンジニアは金稼ぎが大好きな人間ばかりである。
エンジニアの多くは高い給料を求めてリツアンに入っているので、当然の話。
副業に取り組んでいる人も多く、お金にまつわる話は尽きないことだろう。
そんな感じなので、お金の話に嫌悪感を抱く人は、リツアンの転職はよく考えた方がいいかもしれない。
最後に:自分で自分を育てる主体的な人はリツアンへ!

リツアンSTCへの入社しない方がいい人を紹介したが、いかがだっただろうか。
リツアンに限らずかもしれないが、やはり自分の育成を会社にまるっと投げて依存するような考えでは、続けていくのは難しいだろう。
もちろん営業も全力でサポートするが、最終的には将来を自分で考えて、自分で切り開いていく気持ちが極めて重要である。
今回はおすすめできない点を紹介したが、逆にいえば自分で自分をコントロールし、主体的に動ける人には向いているともいえる。
本業以外の余計な干渉が入らないのは、とても大きいアドバンテージである。
必然的に、自分の仕事は一人で完結できるくらいの力を求められるが、経験のある人は一度ご検討してみてはいかがだろうか。