栗山さやかさんという方を知っていますか?
NPO法人であるアシャンテママの代表であり、アフリカのモザンピークとマラウィにて子どもたちに教育支援活動を行っている方です。
(面識はありませんが、以降さやかさんと書かせてもらいます)
さやかさんは、元々は渋谷のギャルで109の店員です。
言っては悪いですが、支援活動とは程遠い人物のように思います。
しかしながら、2005年に親友の死をきっかけに海外に旅立ちます。
旅先で人の優しさに触れたさやかさんは、その恩返しとばかりに医療ボランティアを始め、現在の支援活動に至っています。
さやかさんの活動はこのマンガが一番分かりやすいと思うので、一度読んでもらえたらと思います。
栗山さやかさんを知ったきっかけはリツアンSTC

僕が栗山さやかさんを知ったのは、所属するリツアンSTCがさやかさんの活動を紹介し、支援していたからです。
先に紹介したマンガもリツアンのブログに掲載されていますが、下記にも特設ページを用意しています。

なぜリツアンがさやかさんを支援するのか?
それは、さやかさんが野中社長と同じ高校の2年後輩であり、社長がキャプテンをしていた野球部でマネージャーをされていたからです。
また、亡くなったさやかさんの親友の方も同じくマネージャーだったそうです。
社長の思いは以下に綴られています。
実際いくらを支援しているのか、僕は知りません。
ブログにも「公表するのが恥ずかしい」「本当に微々たるもの」と記述しており通り、社員600名近くを抱え、薄利多売の戦略を取るリツアンとしては出せる金額も限られるでしょう。
それでも、活動の役に立っていることが分かります。


上の記事にこんな文があります。
モザンビークでほそぼそと活動を始めて
ご寄付をいただくようになってから、
ご寄付を下さる見慣れない企業のお名前があり
ずっと気になっていました。
http://purako.jugem.jp/?eid=529
社長、最初は黙って支援していたみたいですね。
まあ、らしいといえばらしいですが。
支援・寄付に対する僕の考えと行動

「支援・寄付は不正の温床だし、所詮偽善に過ぎない」というのが以前の僕の考えでした。
なぜなら、集めたお金をピンハネする団体がいるし、支援や寄付を行ったところで全員を救うことは不可能だからです。
困っている人を等しく救えないなら、やらない方がマシだとさえ思っていました。
でも、「人間は皆平等」という言葉は真実ではなく、世の中は不平等だらけです。
全員を救えないからやらないでなく、助けられる身近な人を助ける、そしてその範囲を少しずつ広げるでいいと考え始めました。
その考えに至ったのは、リツアンがさやかさんの活動を紹介していたのも理由の一つですが、それ以上に転職して経済的にも精神的に余裕ができたことが大きいです。
ずいぶん前の話ですが、こんなツイートをしました。
書いてある通りですが、アシャンテママに毎月1000円の寄付を始めました。
これこそ「公表するのが恥ずかしい」「本当に微々たるもの」ですね。
ただ、僕が一番に優先すべきことは自分の家族。
家族を最大限に優先しつつ、僕にとって全く無理のない範囲ということで、まずは1000円スタートとしました。
たかが1000円ですが、されど1000円。
この金額は、栗山さんが活動するモザンピークでは以下のいずれかに変えることができます。
僕がやっていることはこの1000円の寄付だけで、それ以上はありません。
自己満足と言われればその通りで、自分がやりたいことを実践したまでです。
それだけなんですが、さやかさんよりお手紙をいただきました。
栗山さやかさんを応援する方々
さやかさんを支援する方がいらっしゃいますので、ご紹介。
栗山さやかさんを応援する会

静岡県立大学の上野雄史先生

上野先生は、以前、さやかさんを講師に招いた講演会を実施いただきました。
リツアンの公式チャンネルで閲覧可能です。
応援されている方はまだいると思いますが、僕の知っている範囲はこんなところです。
周りを見る余裕ができたら助ける人の範囲を広げよう

先にも書いた通り、僕は転職でお金も時間も増えたことから周りを見る余裕ができて、寄付を始めました。
それまでは他人を助ける気持ちも余裕もなかったです。
なので、現在余裕がない人は、まずは余裕を作りましょう。
最適な手段は人によって異なりますが、転職は手段の候補筆頭になるはずです。
余裕ができたら、自分の身近な人を助けてあげてください。
世界を救おうとか、人類の未来に貢献しようなんて思えないでしょうし、考える必要もないでしょう。
自分ができることをできる範囲で。
それでもまだ余裕があるという方で、活動に賛同される方は寄付をされてもいいと思います。
寄付をされる方はこちらから▼