就職や転職をするときに際に参考に材料として福利厚生があります。
特に大企業は福利厚生が非常に手厚くなるので、給料と同等くらい重視している人もいるでしょう。
それだけ重要なので、リツアンSTCの福利厚生も知っていた方がいいのは当然。
というわけで、今回はリツアンSTCの福利厚生についてまとめてみました。
興味のある方はぜひともご覧いただければと思います。
リツアンSTCの福利厚生

早速リツアンSTCの福利厚生の内容を紹介していきます。
各種手当
まずは各種手当を一挙に掲載します。
- 通勤手当
・上限 15,000円 - 時間外手当
・契約内で100%支給(※1) - 紹介管理手当(リファラル手当)
・紹介者1人につき5,000円(毎月)
・紹介者1人につき100,000円(1回のみ)(※2) - 資格取得手当
・受験費用を一部補助
・受験費用が10万円未満:半額支給
・受験費用が10万円以上:一律5万円
・入社13ヶ月目以降で使用可能
・プロ契約及び有期雇用契約は対象外 - 赴任手当
・業務事情により物件契約が必要な場合に費用を一部負担。
・上限15万円。政令指定都市の場合は上限18万円。 - 引越手当
・業務事情による引越しにかかった費用を一部負担
・片道移動距離150Km未満:15,000円
・片道移動距離150Km以上250Km未満:30,000円
・片道移動距離250Km:50,000円※家族持ちの場合は+5000円 - もぐもぐ手当
・1回につき1人5000円
・同一人物につき年2回まで
休暇制度
次は休暇制度です。
- 有給休暇
・入社後6ケ月以上継続して勤務し、会社の定める所定労働日数の8割以上を出勤した場合、10日間の付与以降1年ごとに付与される - 特別休暇
・本人の結婚:3日
・子の結婚:1日
・配偶者の出産:2日
・配偶者の死亡:5日・本人の父母、子の死亡:3日
・本人の祖父母、兄弟姉妹、配偶者の父母、祖父母の死亡:1日 - 育児休暇
・あり - 介護休暇
・あり
社会保険
次は社会保険です。
- 厚生年金
・加入 - 健康保険
・協会けんぽに加入
・健康診断1年に1回
・費用は上限8,000円まで会社負担 - 雇用保険
・加入
その他
上記以外の内容です。
- 単身寮/家族寮
・初期費用無しで入れる物件がいくつかあり。
・負担は居住者が100%負担。
・社宅扱いではない。 - 待機時の扱い
・基本給の60%を支給
以降は補足事項を記述していきます。
時間外手当:契約内で100%支給について(※1)
派遣契約は時給契約が多いものの、ITエンジニアに関していえば枠精算が採用されることが多くなっています。
枠精算では、例えば1ヶ月の稼働時間を140時間~180時間と定められた場合、残業代がつくのは180時間を超過した場合に限られます。
こう書くと残業しても損すると考えてしまいますね。
実際その通りだが、140時間までは逆に勤務時間のマイナスにならないので、有給休暇を消費せずに休めるというメリットもあります。
月額をなるべく固定化させるため、うまいことバランスを取った仕組みといえる。
リファラル手当について(※2)
リツアンはエンジニアがエンジニアを紹介したくなるよう、リファラル手当に力を入れています。
リファラル手当については以下の記事を参考にしてください。

資格取得手当
リツアンでは比較的マイナーなのが資格取得手当です。
僕はリツアンに丸二年在籍して、ようやくこの制度を知りました。
リツアン社員はお金の話は大好きですが、資格にはさほど興味がなかったようですw
待機時の扱い
参画する案件が決まらず、待機状態になってしまった場合は、基本給の60%が支給されます。
当然の話だが、現場に入る意思があったにも関わらず、受け入れてくれる現場が見つからなかった状態に限ります。
しばらく休みたいから、60%支給してはNGです。
また、どう頑張っても獲得が難しい条件をつけることもNG。
例えば、テスター半年の経験しかないのに、単価100万円以上の開発案件探せと言われてもムリなので、当然支給対象にはなりません。
最後に:リツアンSTCは最小限の福利厚生だが一部ユニークな制度

リツアンSTCの福利厚生をまとめてみましたが、思ったよりも少ないというのが正直な感想です。
それもそのはず、リツアンは一般企業では当たり前の扶養手当や住宅手当も存在しません。
そのくらい最小限の内容に絞っています。
大きな特徴としては、リファラル手当やもぐもぐ手当を用意しており、エンジニアがエンジニアを呼びやすくするための仕組みを作っていることです。
更には、会社が社員が主催する飲み会は無料で参加できるし、営業と一緒に飲みに行けば基本奢ってくれます。
福利厚生はあくまでも副次的ですが、転職を考える上での一つの参考情報となります。
これらの情報を踏まえて、じっくりと検討していきましょう。