退職できない人が知るべき5つの事実【辞めたいときは辞めてよし】

雑記

「会社を辞めたい・・・けど辞められない」と悩む方がいます。こういった方は、退職することを必要以上に恐れていると感じます。

確かに、退職するには勇気がいります。例えば、次の職場が決まっていない場合。当然収入がなくなります。次が決まっていたとしても、上手くやれるかどうかは未知数です。

それでも、退職を選ばないといけないときがあります。満足な休養が取れず、大きなストレスを抱え、精神的なダメージが大きい場合は特にそうです。

「でも、私がいなくなると、他の人に迷惑がかかる。」

と思うあなたは、とても責任感が強い人ですね。素晴らしい。でも、そういう人ほど知っておくべき事実があります。

これらを知っておくことで、ストレスがぐっと減り、精神的に落ち着いた状態を保てます。つまり、大事な場面で最良の選択をできるし、何よりも自分の心身を守ることができるのです。

興味のある方は読んでもらえればと思います。

退職できない人が知るべき5つの事実

退職できない人が知るべき事実は、以下の5つです。

  • あなたの代わりはいくらでもいる
  • 最短で2週間後に退職可能
  • 会社は有給休暇の取得を制限できない
  • 会社は円満で済ますとは限らない
  • 会社は変わらない

一つ一つ詳しく見ていきましょう。

あなたの代わりはいくらでもいる

退職に踏み切れない人は、「自分の代わりはいない」と考えていることが多いのですが、それは大きな間違いです。

代わりはいくらでもいます。今すぐはいなくても、そのうち必ず出てきます。

あなたは出来が悪い不要な人間だ、と言っているわけではありません。

しかしながら、誰かが抜けた場合は他の誰かが引き継ぎ、その穴を埋めてくれるものです。組織とはそうやって成り立っています。

だからこそ、自分は抜けられないと考えることはやめましょう。何でもかんでも自分で背負い込む必要はありませんよ。

最短で2週間後に退職可能

退職に関して、一番基準となる法律は以下の条文です。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。(民法627条1項)

多くの人が無期雇用で月給制だと思いますが、この場合、退職を申し出て2週間が経過すれば自動的に退職できるという内容です。会社側で覆すことはできません。

会社と社員の力関係を考えたとき、一般的には社員よりも会社の力が強いです。しかしながら、退職時はその立場が逆転します。

また、退職するときは退職願や退職届を会社に提出し、経営陣や人事の承認を得るのが一般的ですが、極端なことを言えばこれらも必要ありません。

とはいえ、急に退職されると困るという会社の言い分ももっともです。当然ながら退職希望者に「お願い」をすることはできます。

つまり、会社が退職時期の変更を指示しても、その内容はあなたに対する依頼事項と心得てください。

依頼内容を承諾できないなら、断ることも可能です。2週間後にすっぱり辞めるという報復的な行為も可能といえば可能です。

円満退職したいなら、もちろんおすすめはしませんが。

逆に有期雇用の場合は、基本的に契約期間を満了するまで退職することはできません。もちろん、病気や事故、それ以外の考慮すべきことがあるならば別途調整が行われます。

会社は有給休暇の取得を制限できない

退職時のもめ事として挙げられるのが、残っている有給休暇の消化です。

退職は認めるけど、有給休暇の取得は認めない」という話もよく聞きますが、これも完全にアウトです。ただし、2つ目の退職時期と同様、会社はお願いをすることはできます。

今までお世話になったので、有給休暇は使わなくてもいいやと考える人もいると思います。使うも使わないもあなた次第ですが、使わなかった人は、後々やっぱり休めば良かったと後悔する人が多いですよ。かくいう僕もその一人です。

下手にかっこつけず、休暇を全て消化することをおすすめします。

会社は円満で済ますとは限らない

退職時には、円満退職を目指そうとよく言われます。確かにその通りです。

将来的に一緒に仕事をするかもしれませんし、わざわざ敵を増やして去る必要もないでしょう。

ただし、退職希望者は円満退職を願っても、会社は円満退職を考えるとは限りません。むしろ、円満退社とは逆の行動を取ってくることが多いです。

一方的に願っているものほど無駄なことはありません。会社が円満を望まないなら、円満退職は諦めて淡々とこなすように心がけましょう。

なお僕の場合、会社の要望で一ヶ月退職時期をずらし、有給も20日くらい使わなかったけど、最後の1ヶ月は降格で5万くらい減給しました。

会社は変わらない

退職するのは、何かしら不満を抱えているからという人がほとんどでしょう。逆に考えれば、不満を解消すれば退職の必要はないというロジックも成立します。

確かにその通りで、退職を口にすると「会社の不満点を改善しよう。一緒に変えていこう。」と声をかける人も出てきます。

でも、この言葉を鵜呑みにしてはいけません。なぜなら、変われる組織であれば、あなたが退職考える前にとっくに変わっているからです。

悲しいことですが、会社は簡単には変わりません。変える努力をすればするほど精神的に疲弊します。

最後に:退職に向けて正しい知識とマインドを備えよう

「今までお世話になった、育ててもらった」という感謝の気持ちを持つのは大事です。「他の人に迷惑がかかるかも」という配慮も大切です。

でも、必要以上の感謝と責任感の強さが退職における最大の障壁です。

お世話になったと思うなら、自分が更なる成長した姿を見せるのも恩返しの一つです。何なら仕事を振るとかでもいいかもしれません。

退職はあなたの人生を取り戻す作業です。

しかしながら、退職交渉や転職で失敗しては、その人生も台無しになる可能性も高くなります。だからこそ、正しい知識とマインドを備える必要があります。

近年は退職のハードルも下がっていますし、退職代行というサービスも登場しています。お金はかかりますが、自分だけで行動するのが苦手な人はサービスの力を借りるのも一つの手かもしれませんね。

どんな形を取るにせよ、あなたが望む方向に進むことを願っています。

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