ここ数年、エンジニア業界、とりわけIT業界では働き方の価値観が変化しています。具体的には、正社員こそ正義だの価値観から、フリーランスもいいよね、という価値観が浸透してきたのです。
この記事を読んでいる方も、一度くらいはフリーランスになろうかなと思ったことがあるのではないでしょうか。
ところで、先日、以下のツイートを投稿しました。
書いてある通りなんですが、リツアンSTCは2023年5月よりフリーランスエージェントの事業も開始しました。なかなか思い切ったことをやったものです。
とはいえ、派遣もフリーランスも、エージェント業は似たようものですので、これまでのノウハウを活かせるのは大きいですね。
そこで今回は、リツアンのフリーランスエージェントについて特徴をまとめました。気になる方は、読んでいただければ嬉しいです!
リツアンSTCのフリーランスエージェントの特徴
リツアンSTCのフリーランスエージェントは、大きく2つの特徴があります。
マージン額が月65,000円固定
1つ目の特徴は、マージン額が65,000円固定であることです。
一般的なフリーランスエージェントは、マージン率が10%~20%に設定されています。もちろん、もっと低いところもあれば高いところもありますが、10%~20%がボリュームゾーンといわれています。
10%~20%というと、仮に月額65万円の案件だとすると、65,000円~130,000円がフリーランスエージェントの取り分となります。リツアン方式の65,000円は、この時点でマージン率が10%となるので、一番低い部類ともいえる状態です。
月額65万円は、ITエンジニアでは3~4年ほどで到達できる金額なので、そこまで高い難易度ではありません。大体、65万円~80万円くらいの人が多いですかね。
では、ここでリツアンのマージン率を計算してみましょう。
単価、つまりリツアンがクライアントからいただく金額を55万円~90万円と設定すると、マージン率は約12%~約7%になります。単価を上げていけば自ずとマージン率が下がるので、その点はメリットですね。
もちろん、エージェントとしてはマージン率だけでなく単価の高さも重要なのは言うまでもありません。ただ、参考すべき一つの指標にはなるでしょう。
常駐先との直接取引を推奨する
2つ目の特徴は、常駐先との直接取引を推奨するという点です。
一般的なエージェントと同様、業務開始後の一定期間はリツアン経由でクライントの業務に従事します。で、ここからは推測ですが、以下の流れだと思います。
※詳しい話を聞けたら、こちらの記事に追記します。
ちなみに、フリーランスに関して、リツアンSTCの野中社長の考えが分かるツイートを掲載しておきます。
IT業界のフリーランスエンジニアというと、フリーランスエージェントを通して仕事を獲得し、客先に常駐して働くことが多いです。これは、実質的には派遣エンジニアと変わらない形になります。
しかしながら、野中社長はこれは本来のフリーランスではないと考えています。じゃあ本来のフリーランスは何かというと、下の考えになります。
つまり、エージェントを通さずに仕事を獲得し、自分の裁量で動く人のことです。リツアンはそういった人を増やしたいという考えがあります。
とはいえ、何のコネもない状態では仕事を獲得するのは難しいでしょう。そんな時期はリツアンを頼って仕事を獲得し、仕事を通じてコネや信頼を得たら、本当のフリーランスになってねということです。
これは、リツアン自身が始めたフリーランス事業を半分否定しています。しかしながら、リツアンは派遣業をしながら、派遣をなくしたいという考えもあるので、軸がぶれているわけではないよといういことは知っておいてもらいたいです。
フリーランスエンジニアの方からの相談も受け付けています
まあこんな感じで、リツアンSTCはフリーランスエージェントも開始しました。フリーランスエージェントとしては新参者で実績もほぼありませんが、人材派遣業を10年以上もやっているので、ノウハウは持っています。
最近では、転職したい企業としてもたまに名前が出てきたりするので、調べてもらえたらやばい企業でないことは分かってもらえると思います。まあ、怪しいとか胡散臭いとか言われますけどw
既にフリーランスエンジニアになっている方も、これからフリーランスになりたいという方も、ぜひ一度相談してもらえたらと思います。満足できるかどうかはタイミングと運にも左右されますが、一人ひとり誠実に対応していきます!