派遣社員として働く人は、派遣先の企業に正社員として雇用されることを希望する人が多いです。登録型の派遣と常用型(正社員型)の派遣で希望度合いはかなり異なると思いますが、やはり正社員は魅力的です。
これはリツアンSTCでも同様です。
ただ、うちのエンジニアと話をすれば、彼らの十中八九が将来はクライアント、あるいは別のメーカーの正社員になりたいと話します。自分のため、両親のため、家族のため、派遣社員よりもメーカーの正社員を望みます。
この文面は下記のブログ記事からの引用ですが、リツアンとしての立場より、クライアントや別メーカーの社員となることが良いと考える人が多いみたいです。
正社員登用(直接雇用)は、派遣なら多くの人が望むことは分かったものの、リツアンではそれが実現できているのでしょうか。リツアン公式ページ、社長のブログを参考に、実績をまとめてみました。
派遣から一般企業の正社員を目指している人は、ぜひとも読んでいただければと思います。
リツアンSTCの正社員登用(直接雇用)への考え方
上で紹介した記事にも掲載されていますが、リツアンSTCの正社員登用(直接雇用)に対する考え方は以下の通りです。
- 派遣社員よりもメーカーの正社員を望むなら、それを応援すべき
- 正社員で採用されたメーカーを退職する状況になったら、またリツアンに戻ってくればいい
- 派遣会社が自分の会社の都合で労働者の望みを抑制しない
- むしろ自由に行き来できる往来可能な派遣会社が理想的
リツアンは、正社員への道を邪魔することはなく、むしろ応援する立場です。
僕も転職経験があるので分かりますが、辞めるときの無理な引き留めは逆効果にしかなりません。むしろ転職後の生活を応援した方が、良い会社だったと思えるものです。
それでいて出戻りもOKとあらば、好印象間違い無し!
リツアン社長は、派遣社員が正社員化を望むならば、派遣先と派遣社員で協議した上で、お試し期間を設定してしまえばよいとも述べています。実際に社員になる前に相互理解が進めば、入社後のミスマッチも少なくなり、不幸な結果も減っていきますしね。
下記にも正社員化に関する記事があるので、併せて読んでもらえればと思います。
・派遣としての働き方とリツアンの取り組み
リツアンSTCの派遣社員から正社員登用(直接雇用)の実績
実際にリツアンSTCの社員が正社員登用(直接雇用)になった事例を紹介します。
解析者:20代半ばのNさん
未経験から解析業務を担当されていた、当時20代半ばの女性Nさん。
リツアンに入社して5ヶ月で正社員雇用となりました。
下記に詳細が掲載されています。
自動車部品機械加工オペレーター:伊藤さん、小椋さん
2015年8月からとある大手企業に配属され、2016年1月には正社員雇用が決定しています。
お二人は、当時自動車部品の機械加工オペレーターをされていたとのこと。
下記にインタビュー記事が掲載されています。
自動二輪車部品の製品設計者:蘆池(ヨシイケ)さん
2012年の5月にリツアンに入社し、派遣先にて、自動二輪車部品の製品設計業務をされていた蘆池(ヨシイケ)さん。
下記にインタビュー記事が掲載。
ITエンジニア:早坂さん
クラウドセキュリティー関連のIT企業であるHDE様(現在はHENNGE様)に、約9ヶ月で直接雇用へ。
下記でインタビュー記事が掲載。
機械設計エンジニア:伊藤さん
2013年の3月にリツアンに入社し、FMSやFA製品など、工作機械やレーザー加工機に関わる設計業務を担当。
下記にインタビュー記事が掲載されています。
最後に:リツアンSTCは正社員登用(直接雇用)の実績あり
見て頂いた通り、リツアンSTCでは正社員登用(直接雇用)が実現できているのが分かります。ここで紹介したのは一例であって、他にも正社員として働いている方は多いです。
逆に、直接雇用になったものの、とある事情からリツアンに戻ってきた人もいます。
そんな方たちもリツアンは当然迎え入れます。よっぽどのことがない限り、出戻りを拒否することはありません。
僕個人的には、今のところ直接雇用はさほど望んでいません。リツアンはマネージャ的な立場にならずとも待遇が良く、いわゆる傭兵と割り切れば非常に良い会社と考えているのが理由です。
とはいえ、派遣エンジニアという立場の弱さを考えたときに、派遣ではない企業の安定さを求める気持ちもよく分かます。僕自身も年を経るごとに考えが変わる可能性はありますね。
だからこそ、派遣会社の正社員として縛られる会社ではなく、望むなら正社員雇用を目指せる会社に在籍しておくべきです。自社のことだけを考えて、強引に引き留める会社からは早々と手を引いた方が良いのでは?
会社にとらわれず、一人のエンジニアとしての生活を真剣に考え、幸せな人生を歩むことがリツアンの望みです。